日本未発売や逆輸入された車はレクサスにも存在する!特殊な経歴の2車種をご紹介

車はたとえ日本のメーカーであっても、日本では売っていない、もともと海外から逆輸入された車種というのがあり、もちろんレクサスもそのような車が存在します。では、レクサスは海外でどのような車を販売しているのでしょうか。また、海外仕様と日本仕様とではどのような差があるのでしょうか。

もともとレクサスというメーカーが逆輸入

レクサスは設立当初から2005年ごろまでは、アメリカなどの海外を中心に車を販売しており、日本での展開はまだされていませんでした。ですので、レクサスというメーカー自体が逆輸入されたといってもいいかもしれません。

また、レクサス車として初めて販売された初代LSも、最初はアメリカで販売され、のちに日本でセルシオとして販売されるようになった逆輸入に近いモデルその後も、SCとソアラ、ISとアルテッツァなど、同じモデルをレクサスとトヨタで名前を変えながら同時に販売していた時期がありました。

日本で未だに発売されていない車ってどんな仕様?


出典元:ウィキメディア

現在日本で未発売のレクサス車は、SUVの「GX」というモデルで、2002年から現在まで生産されています。日本でも発売されている「LX」と「RX」の間の立ち位置とされている「GX」は、トヨタの3代目ランドクルーザープラドの姉妹車でありながら、そのプラドよりも豪華な装備を搭載したレクサスらしい車両に。

画像のようにエクステリアのデザインやホイールも変更されていますが、エンジンもプラドにはなかった、263馬力を発生する2UZ-FE型の4.7L V型8気筒が搭載、そこに5速ATが組み合わされ、プラド譲りのオフロードでも力強い走りができる仕様でした。

その後、2009年11月には現行型の「GX460」にフルモデルチェンジされます。こちらも、同年9月にフルモデルチェンジした4代目ランドクルーザープラド(150系)がベースとしながら、エクステリア・インテリアに変更を加え、レクサス仕様になっています。エンジンも新装し、4.6L V型8気筒DOHC32バルブと若干排気量は落ちましたが、馬力は301馬力とパワーアップしトランスミッションは6速ATが組み合わされます。

2013年のマイナーチェンジでは、エクステリアが大幅に変更され、レクサスを象徴するスピンドルグリルが装着されるようになるなど、これぞ現在のレクサス、といったようなデザインとなっています。

海外モデルから逆輸入された車

最初は海外のみで販売されていましたが、後々日本でも展開されるようになった車もあります。その一つが、去年の秋から日本で販売され始めた「ES」。初代の登場はレクサスの設立年でもある1989年にまで遡ります。当時は3代目カムリをベースとした、4ドアハードトップの車両でした。

その後、1991年登場した3L V6エンジンを持つ2代目では、姉妹車であるトヨタ ウィンダムも発売され始めます。2001年登場の4代目では4ドアセダンに変更され、3.3Lエンジンや5速ATが新たに追加されました。しかしこの代を持って、姉妹車であるトヨタ ウィンダムが販売終了となりますがこの後も「ES」は販売を継続していきます。また、2005年からレクサスが日本市場に参入してきましたが、「ES」を発売することはありませんでした。

約30年の時を経てついに日本へ


出典元:ウィキメディア

3.5L V6と2.4L 直4エンジンを搭載し、左ハンドルのみの仕様となった5代目、こちらも日本では販売されていない「アバロン」がベースとなり、初めてハイブリッドモデルが登場し、その後のマイナーチェンジでスピンドルグリルが装着された6代目と続き、2018年9月には7代目を迎えます。

再び「カムリ」ベースとなったこの7代目「ES」は178馬力の2.5L 直4エンジンと120馬力のモーターを組み合わせた完全なるハイブリッドモデルのみとなり、静かで滑らかな走りで快適性や乗り心地を向上させました。

ボディは全長4975mm、全幅1865mm、全高1445mmとかなり大きめ。パッと見ると最上級モデルである「LS」と見間違えそうになる程です。また、一際目立つのは特徴的な細長いミラーと、それに連動したフロントピラーにあるモニター。世界初のデジタルアウターミラーの採用で、後方をより見やすく、安全に確認することができます。

そして、グレードでは専用チューニングのサスペンションや19インチホイールなどを装備させた、スポーティーな走りと快適性の両立を提供する「F SPORT」など、バリエーションがあるのも特徴です。

この7代目でついに、「ES」が日本で初めて導入され、同年10月に販売が開始されました。長らく「ES」を待ち望んでいたという方も多いでしょう。

まとめ

このように、レクサスでも日本未発売の車もありますが、現行車種はほとんど販売されていることがわかります。しかしやはり、唯一の未発売である「GX」の乗り心地はどうなのか、ランドクルーザープラドとの違い、特にボディの大きさや馬力の違いでどう変わっていくのかなど、気になる点がたくさん。是非日本でも導入していただき、その違いというのを体感したいものです。

[ライター/N. Hoshi]